Staff Blog
スタッフブログ
企業情報
2025.06.24
富山インター店
自動車部 活動報告(メーカー工場見学)後編
北陸スバル富山インター店の長﨑洋平です!












前回のブログに続いて、
我らが自動車部の活動報告をさせていただきます!
2日目はいよいよ株式会社SUBARUの群馬製作所へ行きます!
前回のブログはこちら!
株式会社SUBARUは私たちがいつも乗っている
スバル車を開発したり研究したり、生産しているメーカーですが、
自動車以外にも航空宇宙部門もあり、
その開発や生産拠点は国内だけもたくさんあります。

そんな株式会社SUBARUで、
自動車を生産しているのは国内では群馬製作所の1か所のみなんです!
と言いましても、群馬製作所は…
・本工場(LEVORG、IMPREZA、CROSSTREK、WRX、SUBARU BRZを生産)
・矢島工場(LEGACY、IMPREZA、CROSSTREK、FORESTERを生産)
・大泉工場(エンジン,トランスミッションを生産)
・北本工場(ストロングハイブリッド機構向けトランスアクスルを生産)
の4つの工場で構成されています。
ちなみに北米にはSIAという生産拠点もあります。
SIAはSubaru of Indiana Automotive, Inc.の略でインディアナ州にあります。
「えっ⁉Subaru-Isuzu Automotive, Inc.の略じゃないの!」と思った方はするどい!
まぁ、話が長くなりそうだからやめときます…
工場見学に伺ったのは、群馬製作所の矢島工場!
矢島工場は1969年に稼働を開始した歴史のある工場で、
工場見学に行く1週間前に納車された私のアウトバックもこの場所で生まれました。
(ちなみにお誕生日は4月24日のようです)
この矢島工場には、スバルビジターセンターという
スバルの博物館が併設されており、
工場見学コースの中に含まれています。

工場構内は写真撮影厳禁ですが、
ビジターセンターの展示ホール内は撮影可能だったので
往年の名車たちをたくさん写真に収めてきました!
「これ乗ってたぜ!」というスバリストの方がいたら、ぜひ教えてください!


まずは私の車のご先祖様、『初代レガシィツーリングワゴン』(1989年)
時代が昭和から平成に変わった年に、
スバルもレオーネの時代からレガシィの時代に変わったとも言えます。

そんな初代レガシィのさらにご先祖様に当たるのが
『レオーネ エステートバン 4WD』(1972年)
中学や高校の歴史の授業で習ったかもしれませんが、
東北電力から宮城スバルに
「送電線の保守作業に使うのにスバル1000を四駆にできないか」
という相談から生まれた名車。
コンパクトで軽量な車体に、簡単に運転できて高い走破性を必要としていた
東北電力の要望に応えて、宮城スバルは
なんと日産ブルーバードのリヤデフとシャフトを組み合わせて完成させました。



そして、みんな大好き「SUBARU 360」と「初代サンバー ライトバン」
この360は左ハンドルだったので
輸出仕様の450マイアかもしれません。
(360ccの左ハンドルってあったのか、詳しい方教えてください!)

次はレックス(レックスコンビ)とR-2!
「レックスってダイハツ工業製のロッキーのOEM車じゃないの⁉」
「R-2って2003年発売のR1の大きいやつじゃないの⁉」
と言われそうですが…それぞれルーツがあります。

R-2(2003年発売のR1の大きいやつは「R2」)は
360よりも120㎜も長いホイールベースに広い室内と
5馬力アップの32馬力までパワーアップしたスバル360の後継車種。
レックスは360、R-2に次ぐスバル3代目の軽乗用車で
展示車はその2世代目。
2世代目レックスから駆動方式がRRからFFに変わりさらに広くなり
4ナンバー貨物仕様の「レックスコンビ」も設定されました。

ビジターセンターには往年のラリーマシンもいます!
GRB型のインプレッサでWRCに参戦していた期間は大変短いですが、
スバルのターボ車やラリーカーの特徴でもあった
ボンネットのエアインテークの大きい穴がない独特のデザインは
当時中学生ながらすごく大好きでした!
そのころスバルのお店で貰ったカレンダーに載っていたこの車を
自分の部屋の壁に貼っていたことを思い出しました。
(多分今でもある)

ビジターセンター&工場見学の貴重な機会に
お誘いいただいたこと、この場をお借りして
東海地区スバルグループ自動車部の皆様に改めてお礼申し上げます。
北陸スバル自動車部も今後とも
「スバルが大好き!」という熱い想いのもと、
車への理解を深め、安全運転意識の向上と運転技術の向上を目指して
様々な活動をしていきます!